人前で話しているときに、頭が真っ白になったり、何を言うのかわからなくなること、ありませんか?

私は舞台でセリフを忘れたことがあります(;’∀’)それも1回だけではなく、3回くらいはあるかも。それぞれ違う舞台で起こりました。

1つは初舞台で、いつもと違う立ち位置になっていて戸惑いぶっ飛びました。1つは似通ったセリフが続くシーンで、まさかの1ページ分丸々すっ飛ばし。もう1つは急きょ出演することになった芝居で5日くらいしか稽古時間がなく、ぶっ飛びました。

お客様には気づかれなかったようですが、私は落ち込みました・・・。他にも、ちょこちょこヘマしてます(汗)登場するタイミング間違えちゃったり笑 いやはや、やらかしてますね~…(;´・ω・)

本番でやらかしてしまうと、本気で時が止まったかのような気持ちになります。さて、そんな時なぜ、冷静を装っていられるのか、なぜ止めずに続けられるのか…。これが、役者が日々訓練している稽古の結果になるのです。

 

能力が低下する状態と上昇する状態

人間は緊張状態になると、身体がこわばり、情報処理能力が低下します。

よく飲食店のホール初心者なんかに「周りよく見て!」と指導しますよね。これは、自分のことに一生懸命になりすぎて、視野が狭くなり、周りの動きが全く見えていない状態です。

ベテランになってくると、ホール全体がよく見え、程よい緊張感を保ちながら、お客様のことも自分の仲間のこともよく見えるようになりますよね。役者は、ホールのベテランさん状態を目指すのです。

まったく緊張をしない、という状態を作るのは無理に等しいですが、冷静な判断をすることが出来る脳を鍛えることはできます。そして、この程よい緊張感で冷静な脳を持った状態が、一番能力が発揮されやすい状態なのです。

 

綿棒トレーニング

では、その冷静な状態を訓練するにはどうしたらいいのか?これは友達とお話ししているときに楽しみながらすることができます。

綿棒を、用意してください。

①綿棒を一握り、片方の手に持つ
②綿棒を持たない手に移動をさせる本数を決める(8/10本とか)
③何分で動かすか決める
④タイマーをかけて会話スタート
⑤手元を見ずに、会話を止めずに、綿棒を決めた本数だけ移動させる

 

いかがですか?想像するだけでも、頭がこんがらがりそう。この訓練が、冷静な脳を作り出すのに非常に役立つのです。もしも本番で頭が真っ白になってしまっても、この訓練をしていると、立て直しがよくなります。

試してみてくださいね♪

 

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!

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