人前で話すことがお仕事の先生だって、「人前で話すのは苦手・・・」と感じるときはあります。緊張するときはあります。でも、「そんなこと思っているなんて、言えない」と胸の奥に隠してしまいます。

 

でも、先生だって人間です。緊張して、当たり前です。人間らしくていいじゃない^^

 

えーって言われますけど、私だって、緊張してます。というより、緊張感を持たずにセミナーをすることは出来ませんし、和やかな雰囲気を目指してはいますが、そこに「ダラダラ感」はいらないからです。

 

緊張感を、そのままセミナーに「活かす」イメージでしょうか^^  緊張を「恐怖」にするのではなく、「活かす」方向性に変化させるには、自分の身体を知ることと、自分の思考の癖を知ることが大切です。

 

緊張した時、あなたはどこに力が入る?

まずは身体。役者さんはよく、自分の身体をわざと緊張させて、どこが緊張しているのか?どんな感覚なのかを記憶しておきます。

例えばこんな練習をします。

 

自分の真後ろに一人立ってもらいます。その人を信じて、後ろを見ずに倒れていくのですが…このときにギュッと力が入った場所が、緊張しやすい傾向にある場所です。

 

身体の力みやすい箇所を知っておくと、ほぐすべき場所がわかりますよね。そのためにも、緊張と緩和の状態を、知っておく必要があるのです。

 

緊張状態を、どう捉える?

次に思考の問題。緊張してきたときに、悪い方向への妄想を膨らませるか、いい方向への妄想を膨らませるか…ということです。今日は、練習に対しての考え方を一つお伝えします。

 

練習というものは、成功を確約させるものではなく、望む成功のカタチに、限りなく近づけるものです。

 

役者は舞台の開幕まで、相当な量の練習をこなします。しかし、それで100%成功するとは考えていません。だって、練習には、「お客様」という最も大切な皆さんが、存在していないからです。

 

例えば声の大きさ。人間が劇場に入るだけで、吸音材が増えた状態と同じ状態になります。お客様が入っていない劇場で声が十分響き渡っても、お客様がいっぱい入った状態の劇場では、音が吸収されてしまうため、響き方が変わります。

 

だから、練習でしてきたことを信じてはいますが、それで100%成功!ではなく、お客様が入った状態でどれだけ調整できるか?という余裕を持っておくのです。

 

練習してきたんだから、一言一句間違えずに出来るはず!と考えてしまうと、余計に自分にプレッシャーをかけてしまいます。練習の最中から、

 

このセミナーは、お客様が目の前で聞いてくださって、初めて仕上がる

 

と考えながら練習するといいでしょう^^

 

本番に立つときの気持ちが、変わりますよ!

 

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!

 

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