空気もコミュニケーションである

人前で話すとき、話すスキルももちろん大切なのですが、他にも大切なことがあります。それは、空気です。

例えばあなたが誰かのセミナー会場に入ったとき、なんだかどよーんとした空気が漂っている気がしたり、気だるい雰囲気が流れていたり…

そんなことがあっては、最初から台無し気分ですよね。

 

人前で話すことは、コミュニケーションです。しかもライブ(生)で行われるセミナーに関しては、言葉以外にもその教室に流れている空気感も、一つの大切な要素として、お客様は感じ取ります。

 

言葉がなくてもわかる

例えば電車の中。二人の男女が隣り合って座っているとします。この二人は特に会話をしているわけではありません。でも、「きっと恋人同士なんだろうな~」とわかることって、ありませんか??

こんなとき、私たちは二人の間に流れる空気感を感じ取っているのです。

ではこれが仮に、お芝居の中でのワンシーンだとしたら?

役者はこの「空気感」を出すために、恋人役と沢山コミュニケーションを取ります。稽古場だけでなく、プライベートでも会うようにしたり、稽古以外の雑談を楽しんだり。

こうして、空気感を作り上げていくのです。それが、お客様の身体に届き、劇場全体の空気感にもかかわってくるわけです。

 

セミナーなどでいい空気感を出すためには

セミナーなどでいい空気感を出すために大切なのは、次の3つの準備です。役者の役作り同様、空気感も作り上げていく必要があるのです。

 

1.表情筋を動かしておく
2.第一声がはっきり出せるように、呼吸のトレーニングをしておく
3.「初対面緊張する」よりも「お会いできてうれしい」にフォーカスをあてる

 

1の表情筋は、唇をとんがらせて、左右に、まるでひょっとこのように動かすことでもOK。

2の呼吸は、「4秒で吸って8秒で吐く」呼吸で。

3は、自分のことばかりではなく、相手のことを考えることです。あなたも緊張するとは思いますが、あなたと初めて会うお客様も、同様に緊張しています。あなたが緊張をほぐしてあげる気持ちで、お迎えしましょう(^^)

日本人は空気を読む達人がたくさん。だからこそ、言葉ではないコミュニケーションも、考えてみてくださいね!

 

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!

―――☆―――☆―――☆―――☆―――

最新セミナー情報は
こちらからどうぞ♪

ご質問・ご感想など、
お問い合わせはこちらからどうぞ!

人前克服トレーナー海野美穂って誰?
海野美穂プロフィールはこちら

レッスンを受けるとどうなるの?
お客様からの素敵な声はこちら!